あとりえ禅の想い

「私は何をしたくて生まれてきたのかしら?」
ある時、ふと、自分の目的を失ったような思いになることがありました。

そして、子育てが一段落した時に自分の生きがいを探し始めました。
そんな時にたどりついたのが着物でした。

思えば、小さい時から着物が好きでした。
赤ちゃんの私に母乳を与え、
産湯に入れてくれたのは着物姿の母でした。
私の遠い記憶の中には着物姿の優しい母の思い出が組み込まれているのだと思います。

着つけを学んで、ますます着物に魅了されました。
学びの過程で沢山の素晴らしい恩師やお仲間に出会いました。
着物業界を支える素晴らしい職人の方々のお仕事も見せて頂きました。
私の生きがいは、日本の着物文化の魅力を人に伝えることなのだと確信するに至りました。

多くの人に着物の素晴らしさや楽しさを知って頂き、着物を通して更なる奥深い日本文化の扉を開いていきたいと思います。

あなたもご一緒にこの楽しい旅へ出発しませんか!

小副川多美子 プロフィール


北海道の大自然の中で生まれ育つ。

幼少期の頃から海外に興味を持つ。

青春時代はバスケットボールに親しむ。

短大卒業後ニュージーランドにて異文化を体験し日本人としてのアイデンティティを強く自覚する。

花の仕事に興味を持ち帰国し、東京にてフラワーアレンジメントを学び技術を習得。

27歳で北海道にて花屋をオープンするが休暇中に体験したヨーロッパの空気が忘れられず、29歳でパリに渡り1年間過ごす。

その間ヨーロッパ、アフリカを回り文化を楽しむ。

旅行中スペイン、バルセロナにて偶然に知り合った日本人男性と結婚、子育てを経て、幼少の頃から好きだった着物の道に自然に導かれ「あとりえ禅」を開業。